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再発率が特に高い腹壁ヘルニア

腹壁の弱い部分が破れ、腹腔内の臓器が腹膜に包まれて脱出する病態を腹壁ヘルニアと呼びます。よく聞く脱腸は鼠径ヘルニアを指しているように思われがちですが、腹壁ヘルニアでも脱腸になるわけです。先天性疾患の場合もありますが、腹壁ヘルニアの大多数は手術や外傷を受けた箇所に発症する腹壁瘢痕ヘルニアです。自覚症状はほとんどなく、あっても軽い痛みや違和感程度のようですが、手術痕が膨れるのでわかります。

胃や胆のうの摘出や虫垂炎といった開腹手術の際に、切開して縫合した部分が不完全であったり、うまく接合されない場合などに見られます。メスの入った腹部の筋肉およびその周辺が年齢を重ねるにつれ、弱まることで発症するケースもあります。妊娠を機に出現した例もあります。立ち上がる動作や、せきなどで腹腔内の圧力が高まると手術痕が膨らみ、横になると消えます。

基本的には再度、手術を行って発症箇所や裂けた腹壁の修復を行います。縫い寄せられれば問題ないのですが、人工膜や他部位から剥離させた膜をあてがわなければならないこともあります。この腹壁ヘルニアは手術をしても10%以上が再発するといわれており、術後のケアも大切です。少なくとも再発率が高いとされる半年間は重いものを持ったりしないこと。腹帯を締めることも効果があります。生活習慣の面からいうと、お腹にガスを溜めないように便通を整えることが大切です。
| 日記

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