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手術しかない大腿ヘルニアは女性に多い

発症箇所が太ももの付け根ということで、素人目には鼠径ヘルニアと同じように感じる病態に大腿ヘルニアがあります。医学的にはまったく別のものです。鼠径部よりやや下のあたり、じん帯の後方にある大腿管に裂け目が生じます。ここから、内臓を覆っている脂肪組織である大網や卵巣などが飛び出る状態が大腿ヘルニアです。

鼠径ヘルニア患者のほとんどが男性であるのに対して、大腿ヘルニアは圧倒的に女性、それも出産を経験している中高年に多く見られます。その理由としては、大腿管が男性より太いこと、出産により周辺の筋力低下を招くこと、それにプラスした年齢的な衰えが指摘されています。太いとはいっても大腿管自体はそもそも細いものなので、脱出した臓器が元に戻らなくなる、いわゆるかんとん状態になりやすいことも特徴です。そこまで悪化すると腸閉塞による循環障害が発生し、嘔吐を繰り返したすえに腸が壊死してしまう可能性もあります。

初期の段階では自覚症状がほとんど見られないので、体調不良を訴えてから初めて病院へ行き、腸閉塞および大腿ヘルニアと診断されることも少なくないようです。治療法としては手術しかありません。かんとんの程度や腸の状態によって方法も違ってきますが、約一週間の入院が必要とされます。忙しい、入院が難しいといった声に対応すべく、より短期的な治療技術も向上しつつあります。
| 日記

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