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気がついていないだけかもしれない食道裂孔ヘルニア

横隔膜と食道の接合部分から飛び出してしまうというヘルニアもあります。口からの採取物は食道を通って胃へ到達します。その間にあるのが横隔膜で、胸部と腹部を分け隔てる役割を担っています。食道は横隔膜を貫通、つまり穴が開いていて胃につながっているわけです。ここを食道裂孔といいます。この裂孔が大きくなったり、周囲の筋肉が緩み、胃が横隔膜から脱出して胸部へ入り込んでしまう病態を食道裂孔ヘルニアと呼びます。

肥満や妊娠によるほか、喘息や慢性気管支炎などの呼吸器疾患のような腹腔に圧力がかかりやすい人に見られやすい症状とされています。背中が曲がって丸くなる高齢女性も多く罹患します。このヘルニアは、胃の飛び出し方によっていくつかのタイプに分けられますが、一番多いのが滑脱型といって胃と食道の接続部分が一緒に胸部へと脱出するものです。

この食道裂孔ヘルニアは無症状の場合も多く、そもそも気がついていない人も多くいると見られています。その場合は、状態がヘルニアであるというだけのことで、とくに問題ないとされています。ただし、進行すると胃から食道への逆流防止作用が働かなくなるので、胸焼けやつかえといった自覚症状を得たら早急に診断を受けましょう。手術が行われることは比較的少なく、薬の服用で経過を見ることが多くなっています。食後すぐに横にならない、就寝直前の飲食を控える、食事は腹八分で、といったことに気をつけることが大切です。
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