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鼠径ヘルニアの患者は8割が男性

太ももの付け根部分に突出が見られるのは、鼠径ヘルニアです。俗に言う脱腸のことで、鼠径ヘルニアの場合は手術以外に治療法が無いとされています。太ももには、腹部および腹部の外にある臓器をつなぐ筒状の管が通っています。男性は睾丸へと流れる血管や精子を運ぶ精管が、女性には子宮を支えるじん帯が通っています。

年齢を重ねるにつれ、周りの筋膜が衰え、管の入り口が緩むことで、ここから腹部にあるはずの腹膜や腸の一部が筋膜の間から皮膚の下に出てくることがあるのです。これが鼠径ヘルニアで、外見からも明らかにわかります。初めは立ったりお腹に力を入れると柔らかい腫れが生じ、指で押すと引っ込みます。しかし、小腸などの臓器が出てきてしまうようになって戻らなくなる、これを「かんとん状態」といいますが、鼠径ヘルニアでこのように症状が悪化すると生命に関わります。

鼠径ヘルニアは乳幼児にも見られますが、そのほとんどは先天性です。成人では四十代以上の患者が多く、年齢を問わずに約8割が男性となっています。これは、男性に比べて女性のほうが管のサイズが小さいので、腸が逸脱しにくいためと考えられています。

鼠径ヘルニアは立ち仕事に従事している人や便秘、肥満気味であること、男性だと前立腺肥大が見られるととくにリスクが高いとされています。部位が下半身であることで、どうしても恥ずかしさが先行してしまい、鼠径ヘルニアでは症状をこじらせてしまう人が少なくありません。
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